■ミツバチ
蜂の中では比較的温厚で、騒いだり、巣に近付いたりしなければ、刺されることはあまりありません。
しかし、毎年、うっかり巣に近づいて刺されたり、アナフィラキシーショックを起こしたケースが報告されています。
刺されると、針が刺した相手の体に残ってしまい、ミツバチが死んだ後も毒を注入し続けます。そのため、万が一刺された場合は、すぐに針を抜くようにしましょう。

■アシナガバチ
スズメバチに比べれば毒性は弱いものの、刺されればかなりの痛みを伴います。
アナフィラキシーショックを起こして死亡した例もあり、過去にアシナガバチに刺されたことがある人は、注意する必要があります。
刺された場合は、すぐに病院で診察を受けましょう。

■スズメバチ
毒性が強く、獰猛な性質から、最も危険な蜂と言われています。
住宅の近くに巣を作ることが多い上、巣の発見が難しい場合も多く、気が付かないうちに巣に近寄ってしまう危険性が高い蜂です。
スズメバチに刺されたことによる死亡例も多数報告されており、1匹でも見つけたらすぐに駆除する必要があります。